【初心者必見!】投資信託の分配金とは?

どーもRubiscoです。

投資信託にはいろんな商品がありますよね。いろんな選び方があります。株式なのか債券なのか、日本なのか先進国なのか、はたまた新興国なのか。

投資信託の商品の詳細をみていくと分配金の項目が出てきます。この分配金に関してまとめていきます。

私個人としては、分配金はいらないです。

分配金とは?

分配金とは、投資信託の収益から投資家に還元するお金のことで、決算時に支払われるのが一般的です。ただし、運用成果や今後の運用戦略を考慮したうえで運用会社が決めるため、決算期ごとに毎回支払われるとは限らず、金額も決まっていません。
分配金の支払い原資は投資信託の資産ですので、分配金を支払うと資産は減ることになります。このため、分配金を支払うことで、その分だけ基準価額が下がることになります。

(SMBC日興証券サイトより引用)

 

分配金は投資信託の総資産から支払われているということに注意が必要ですね。このことはのちにも書いていきます。

 

分配金の仕組み

投資信託では、様々な資産(株式や債券など)に投資しています。この投資信託が利益を上げるには2つの方法があります。

  • インカムゲイン(配当などによる収入)
  • キャピタルゲイン(資産の値上がり益)

です。

この2つの方法での利益と過去の利益を合わせたものから分配金が支払われます。

引用部分にもあるように、分配金金額については決まっていません。投資信託の成績次第です。

 

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 分配金の落とし穴

分配金は投資信託の総資産から支払われます。当然、分配金を出せば総資産が減っていきます。

この分配金には「普通分配金」と「元本払戻金(特別分配金)」があります。

普通分配金とは、元本から生み出された利益部分から支払われるお金のことです。上の図のような形の分配金のことです。

元本払戻金(特別分配金)は、字を見ただけで悪い予感がしますね。”元本”を”払い戻し”するんですから。特別分配金とはうまくごまかしたもんですね。笑

さて、その実態は下の図を見てください。

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元本払戻金(特別分配金)とは、利益が出ていなくても元本そのものから支払われる分配金のことです。

普通だろうが特別だろうが分配金を出せば、総資産が減ります。総資産が減ると投資信託の基準価額が下がります。基準価額が下がるということは投資家のリターンか減ることを意味しています。リターンが減るのを好ましいとはいえないです。

 まとめ

分配金がでると、私たち投資家が得られるリターンが下がります。長期投資をする上で、分配金をもらっても再投資するだけなので必要ありません。投資信託を選ぶときは必ず分配金を再投資する設定にしています。

 

 

 

 

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